サツキとメイの家(1/150)


サツキとメイの家さんけい改造
ベース。前作グーチョキパン店と本質的には同じ構造だが、側面部に収納部を設けたい為少し複雑な形状に。 アクリルケースがコンマ数mmの誤差があるため現物合わせでプラ板などで箱組。グーチョキパン店では製作手順が非常に複雑になったが、こちらは別に意味で組み立てが非常に面倒に。
表面は発泡スチロールの土台の上にシーナリーパウダー。最初記憶を頼りに通り道などを作っていくが矛盾が。
やり直し後。トトロから貰ったどんぐりを植えた花壇(?)の手前に古びた池があり、飛び石配置にも無理があったのを修正。 本当は少なくとも花壇は建物からはもう少し離れている筈だが都合によりこの位置が限界。
別の角度から。最初の状態だと中トトロ、小トトロが建物の影から森に向ける道のつき方がおかしかったのを修正。
ネコバスなどは常時設置ではないので側面に収納部を設置。側面はグーチョキパン店と同じく 色紙を貼り付けているが形状が複雑なので貼り込みが大変。
植え込み、少し背の高い草などを一つ一つ植えていく。特に草は背がかなり低いためかなり根気の要る作業。
かなり悩んだが、たったこの面積だけの為に水面再現用素材をアメリカで購入。石灯籠や枯れ木、「おじゃまたくし」もそれらしく。
穴が開いていてメイが投げ捨てたバケツ、洗濯用タライ、タワシ(丁度柱に隠れている)などの小物も再現。
最後に残ったのが建物の手前に生えている二本の木。色々調べるとシュロのようで日本から紙創りのキットを仕入れてそれをベースに加工。 後から考えたらもう少し葉を薄く加工すれば良かったか。ただそうしたらピンと立ったかは不明。
枯れて軒に引っかかった葉も再現。
190520更新

最後のシーンを再現すべくエポキシパテでネコバス製作開始。取り合えず二面図を元に芯を作成。
詳細を作り込んでいくがどうにもイメージが違う。→ボツ。
一から作り直しの第二作目。
屋根が完成してしまっているため同じサイズの台を作って体部分を作製開始。劇中では実際には三次元的にはありえない止まり方をしておりバランスが難しい。→ボツ。
体もまた一から作り直し。
実際に屋根に乗せてみてバランス確認。雰囲気は出ているか。
後ろから。背中(天井)部分を先に作ると内部が塗れないため先に塗装する必要あり。
塗装後の状態。髭は真鍮線で再現。
上から。
別の角度から。
190517更新

さんけいのNゲージスケールペーパーキットに挑戦。完成後掲載のため実際の製作順と掲載順は多少前後。 更なる詳細はblogに掲載。
素組みをするか引き返せない道に行くかの分岐嶺。取りえず洋間の窓を開けるべく丁寧に窓枠を切り抜くことから始まります。
キットは内装を作る前提でないので内壁や床を追加。劇中では二階に通じる急な階段と扉の間に低い本棚があるが、間取りを考えると矛盾するので省略。
劇中シーンを参考にしながら作り込み。本棚は本当に他にするのは余りにも大変でかえって精度が落ちるので紙に印刷したものを箱組み。
更に作り込んだ状態。基本的には最初メイちゃんが一人で庭で遊んでいた日のシーンを再現。お父さんのお花ややんも再現。 劇中では更に部屋中がひっくり返っていたが余りにも非現実的なので少し間引き。
縁側から見える広間の障子。実際には障子は八連だが、奥まった部分の廊下が省略されているのため左側の二枚は再現されていない。 劇中を確認すると障子紙は縁側から貼られているので透けて見える障子枠を印刷した紙を貼る。木工ボンドの水分で、 貼り付け後少し強めに押すと枠組みのお蔭で微妙な凸凹ができかなりそれっぽく(写真では両端のみ加工済み)。
外側の広間(家族で寝ていた部屋)は窓から少し中が見えるので室内を簡易的に再現。全く見えない床の間の掛け軸は省略。
同じく四畳半の茶の間も内装再現。
同じく台所。明らかに見えないところは適宜省略。
別の角度から。全く見えない浴槽は省略。浴室側の三段窓の下二枚はすりガラスになっていたのでそこは再現。
玄関部分。どうしたものか悩んだが、劇中と手前部分の形状が違う(丸窓がある壁は増築された洋間よりも奥まっている)ので修正。 開口した丸窓はもう少し手前のほうが良かったか。この辺りも劇中と間取りに矛盾があり難しい。ペーパー再現のコンクリートは実感がなく位置も少し違ったのでパテを塗りつける。
瓦屋根は模様が印刷された紙を貼り付ける仕様だが立体感に乏しいのでこばるのパーツを使用。
トタン屋根部分は付属の印刷紙をカラーコピーして増量し、一枚一枚切り出して重ねて貼り付け立体感を再現。
台所の窓から内側を覗く。
井戸部分もちょこちょこ加工。ポンプ本体はパテで作り直し。
洋間屋根も同じく印刷紙を貼り付けるだけでは立体感に乏しいので筋彫りしたプラペーパーを重なるように貼り付け。
塗装して接着。屋根の裏側のディテール追加をしていないのに完成後に気付き後からの修正が大変であった。 根元が朽ちてしまっていた藤棚(?)は劇中同様の補強を再現。窓類は切り出したままの厚みだと厚過ぎるので薄く削いで接着。
劇中の位置とパーツの合わせ目の位置を考えながら雨樋追加。
土間部分の煙突は完全に作り直し。劇中にはここには雨樋が確認できないので省略。
あるシーン再現用に雨戸も追加。正確にはこのシーンではガラス戸は開いているのだが…
洋間の椅子。キットの余白を薄く削いで組み立て。
Nゲージの近しいポーズのフィギュアをベースにお父さん加工。元の製品の精度の問題で少し頭が大きいか。
色入れ。この服装の劇中シーンでは左手は本来机の上にあるのだが、他のシーンにも使えるように団扇を持たせる。
何もなしだと締まらないので髪の毛を使って眼鏡を再現。
大トトロの作製。前面、側面の投影を芯にしてポリパテ盛り付け。
盛って削ってを三度ほど。
色いれ。髭も髪の毛。
側面から。
予想以上に精度よく作るのに苦労したこうもり傘を持たせる。
別の角度から。
中トトロ。側面投影にポリパテをそれっぽく盛り付け。
サツキ、メイは同じくNゲージフィギュアを核に加工。
別の角度から。
有名なシーン。メイ(その2)は完全スクラッチ。小さ過ぎるのと、原作が少々デフォルメした描かれ方をしているのとで造形にかなりの時間を費やす。
シーナリーは出来ていないが雰囲気。
客間は電球色LED組み込み。
同じく洋間にも組み込んでみる。
180812掲載

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