我らが阪神タイガースについて
(1999年開幕前)
阪神タイガースは素晴らしいチームです。
1998年までの最近の栄光の戦歴からその素晴らしさの検証をしてみました…。
などなど数えればきりがありません。
そこで
などと思ったアナタ、アナタは偉い。
そう、1998年度の我らが阪神タイガースは、チームの三割を入れ換えた にもかかわらず、前評判通り相変わらずの出来。 弱いからこそタイガースなのだ、タイガースが最下位じゃないと落ち着かない、 などと言ったもっともなご意見もありますが、どうしてここまで弱いのでしょう。
色々考えた結果、タイガースがへぼい訳…
とりあえず優勝した85年からドラフトの一位を見てみましょう。

85遠山一年目に八勝。そのあとさっぱりでトレードに出され野手転向したが、何故か一昨年のテストで再び投手採用。
86猪俣92、93年頃は仲田、湯舟と阪神にまともな左腕が三人いたのだが…。もうそれからも大分経った。中日で試合出たのかな?
87野田その92年オフ、首脳陣が「投手が余っている」とか血迷ったことをいいオリックスに移籍。で翌年最多勝。
88中込その今となっては伝説に近くなりつつある92、93年にすざましい体力と防御率を誇ったのだが。怪我が痛かった。
89葛西僕、個人的に好きなんですが。最近中継ぎに新境地。
90湯舟まあこちらを見てください。
91服部入団の時騒がれた割には、代打要員のまま終わってしまった。掛布二世?
92安達なかず飛ばずで一昨年野手転向するも、今年野村監督の元再び投手に。
93この人はいいでしょう。翌年四位の川尻とともに阪神でまともな数少ない投手。
94山村先発の情けないほどの駒不足の去年、やっと陽の目を見たけど、うーん。
95船木この人も阪神に来ると駄目になる病を煩っている。
96今岡去年この人と坪井がいなかったら恐ろしいことになってたでしょう。
97中谷未だ未知数。でも個人的にはフロントの考えが見えん。しっかり故障しているらしい。
98藤川去年の一位。どうでしょう?

その他、主力の選手(公式戦ガイドブック98年版で大判写真の選手)を見てみると、
和田(84年三位)、八木(86年三位)、山田(87年三位)、新庄(89年五位)、桧山(90年四位)、竹内(92年二位)、川尻(94年四位)、 坪井(97年四位)といった所でしょうか。 ここ数年恐ろしいほどに新戦力が出ていないのがよく分かります。
ちなみに90年、91年(一位が服部だが)は結構すごかったです。
90年が湯舟ー関川ー山崎ー田村、91年が服部ー久慈ー弓長ー桧山。
一説によると最近さっぱりなのは、その頃まで阪神の誇っていたなんちゃらさんとかいう凄腕のスカウトが フロントに愛想を尽かして去ってしまったからだとか。

外国人も90年のオマリー、翌年のパチョレック、92年の郭李、94年のグレン当たりからさっぱりまともなのが来ていません (実はその間にディアーという大物がいましたが、秘密です)。 外国人といえば、去年のメイとリベラはまともだったものの、この二年はすざましかったです。 『野球を止めなさい』とかいう神の御告げを聞いたらしい伝説のグリーンウエルを筆頭に、 ハイアット、コールズ、マクドナルド、シークリスト、ハンセン、パウエル、クリーク、ウィルソン… まだいたかな?このすざましさは巨人(ルイス、ヒルマン、ダンカン…昔グラッデン、コトー、マント、あとケアリーとかもいたなあ) を超えてるかも。

などなどこちらも数えればきりがありませんでした。
さて、前置きが長くなりました。いよいよ本題…。

しかし(毎年恒例の)今年は違います!!

どう違うかはこちらをどうぞ…。