地球屋


地球屋さんけい改造
先ず両側面を作製。後戻りが出来ないが意を決して地階工房の窓と扉を開口。一階店舗部分は色々仮組みしてみたが店内と店外の床をスムーズにつなぐのが恐ろしく困難と思われたのもあり回避。
内張りを貼り地階部分製作開始。この部分はキットには全くないため床はプラ板で再現。作業机の棚部分は劇中では机部分とは繋がっておらず壁に直付けであったためこのあと修正。
一階部分との辻褄を考えつつ階段位置を現物合わせ。地階も一階も劇中の中と色々辻褄が合わない部分がどんどん見つかり、本キット形状を正とした場合どう辻褄を合わせるかに苦労。
凡その地階内装が完成した状態。雫と聖司の二人が演奏中におじいさんと音楽仲間が階段から降りてたが、どうやって気付かれずに降りて来れたのか…。
さらに追加。劇中で確認できる立てかけたコロンバスなどを再現するとますます通り道がギリギリ。
おじいさんたちを適切な間隔で設置するのが難しそうなので主役の二人のみをパテでスクラッチ。その時はいい感じと思ったが後から見ると雫は少し頭が大きかったか。
完全に見える角度が限られていることを前提とした手抜き造形と塗装。
この状態で天井にLEDを設置して封印。後述の通り後で修正が必要になり苦労。
窓はキットの厚紙を薄く剥いで切り出しプラ板でガラス再現。扉は反対面にも筋彫りをし取っ手をつけて開いた状態に。分かりにくいですが扉の枠などの厚紙も薄く剥いで厚みを減らしている。
一階店舗部分も謎が多い構想。特に左上の部屋はベランダへの扉位置を考えると恐ろしく細長くなってしまい用途が不明。屋根上に煙突があるので暖房設備がある可能性もあり。雫と聖司が地階で 演奏していた時は店舗部分は照明は消えており、電飾予定はなく、歩道に面した窓もカーテンが閉まっていたので店内は殆ど見えないが、やっぱり精神衛生上宜しくないのでシルエットの大きいものだけ ざっくり再現。一応崖側の窓から無理やり覗き込むと中央の丸テーブルに立っている男爵(単なる円柱)が見える。
建屋の大枠を接着した後謎の展望室の工作に掛かるが、この部屋が謎だらけ。おまけに大きな窓からは奥の壁が丸見え。 どうしても気になってしまい、上で封印した部屋の壁部分を外からカッターで開口。(写真は加工前)
この部屋は劇中ではほぼ写らないのだが、奥に庭に通じる扉があるため階段がないとおかしいので設置。ただ幅や傾きもギリギリにしても この部屋はほぼ階段だけで埋まってしまう。屋根上にこれまた謎の煙突があるのだが…。冬に達磨ストーブでも置くのだろう…という設定にしておく。
ベランダ下の木組み。キットをストレートに組むと左側の部品のようなり木材感が全くなく張り合わせも見えてしまうので横面も含め一枚一枚薄く剥いだ 茶色の厚紙の余白部分を貼り込み、表面を木工ボンドで荒らしたあとウエザリング。恐ろしく手間が掛かる。
庭の構造も謎。キットの紙の地肌のままだと流石に…と思いシーナリープラスターを塗ってはみたが、 キットは飛び石を斜面にそのまま貼る指示になっており、現実的にはあり得ない。
後からの作業で非常に作業がしにくかったが飛び石が水平になるように加工。先の地階からの謎の扉を外開きにしようと 思うと下側にもある程度の平坦部分が必要なのだが、その加工はなかなか困難だったため断念。
ベランダ部分も土台の木枠と同じく合わせ目に一つ一つ薄く剥いだ余白部分を貼りこんで合わせ目消ししてウエザリング。 かなり面倒だが質感アップ。
木枠とベランダ取り付け。展望室部分の奥も抜いたので工房からの光が僅かに漏れる。右にある小さな窓から丁度雫の顔が見える。垂直擁壁はそれっぽいディテールを入れてみる。
肉眼ではいい感じに見えるのだが、電子の目で見ると室内と室外を丁度いいコントラストで撮ることが不可能なよう。
屋根の出窓。ここも合わせ目を消すために薄く剥いだ余白を貼り込み。
サツキとメイの家での失敗の反省から屋根裏にも予め板目をけがく。
本体の屋根はスレートっぽいですのでキットのシールの代わりに筋彫りしたプラ板を交互に貼り付けて立体感を付けるが屋根の突合せ部分の処理が中々大変。。
苦行がほぼ終わった状態。
完全に組んでしまうと完全に形が固定されてしまい塗層がしにくいので、棟以外が出来た上の写真の状態で一度塗装。 それを建物に接着固定した後棟部分を貼って、建物をマスキングした状態で棟部分のみ追加塗装。
展望室はトタンっぽのでプラ板でそれらしく再現。
色々小物を仕上げ。二階部分の雨戸は最初作例の通り開いた状態で接着していたのだが、よくよく考えたら雫が二回目に訪問したときは閉まっていたので修正。 ペーパークラフトは一度接着してしまった状態からの非常に困難で、はがれた窓枠は作り直し。 一階のテントもこのときは畳んだ状態だったのでそのように。入り口横の樽はそこまで太い円筒を削りだす設備を持っていないのでキットのものをベースに。 殆ど見えない二階のベランダの半球の鉢植えは3mmプラ棒から削り出し。
煙突支えのワイヤー。
自転車はこのときここに仕舞われていたはず。
先に庭木などをつけてしまったので作業がしにくかったが継ぎ目隠しを兼ねて雨どい追加。 また例によって外部電源と乾電池で照明は切り替え可能に。 今回は土台部分の箱が出来てから配線をしたのでかなり作業が大変。
土台をプラ板で作り、崖下の木を再現して完成。
200209掲載

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