小田急電鉄VSE50000形


2005年登場の小田急電鉄特急用車両。10000形HiSEを置き換え、これまでにない ロマンスカーの中のロマンスカーを実現すべく、鉄道車両を手がけたことのない岡部憲明氏がデザイナーに起用された。 技術的にも台車操舵制御など多くの新機軸が採用された。
模型はBトレイン初の連接台車構造を再現した意欲作。ただ先頭車の継ぎ目が気になるため、継ぎ目部分の修正と合わせて前面周辺を再塗装。

VSE50000形BANDAI B-train改造
上記の通りBトレイン初の連接車。基本形状は良好なものの、やはり素組では特徴的な先頭車両のパーツ 分割面が気になるため、その部分を主に修正。なお本製品は初期品、再販品がありオークションで比較的安価に両方とも 入手したが、調色が比較的容易そうな初期品を使用。
合わせ目修正前にパーツは瞬間接着剤で固めている。なお屋上の運転室パーツは少しサイズが合わずそのままでは どうしても向かって左側(進行方向右側)がどうしても浮くため、現物合わせで擦り合わせが必要。
中間車も車体はクリアー保護のあと軽く墨入れ。再販品はされているが初期品は省略されている窓枠を半艶黒塗装。
先頭車。上記の通りキット素組では目立つ合わせ目を修正。形状自体は実車の特徴を的確にデフォルメした秀逸な 造形。展望席が比較的スケール通りのため普通座席用の窓は一つのみ。
側面から。
運転席のすり合わせのみをした加工前の状態。合わせ目が目立つ。
'22 1月完成
220109掲載

鉄道 

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