小田急電鉄RSE20000形


1991年に登場した小田急小田原線とJR東海の御殿場線の相互直通運転用車両。JR東海の371系が仕様統一されており、 ハイデッカー仕様、3,4号車が二階建てなのが特徴。管理人一家には非常に思い入れのある車両であるが、残念ながら2012年3月17日のダイヤ改正で運用離脱。 乗車した運行最終日のあさぎり上り4号設定で作成。

RSE20000形BANDAI B-train改造
一見して分かる、ヘッドライト、列車名電飾加工を始めとした先頭車前面を中心に、思い入れを支えにNゲージ超えを目指して改造。 なお、上り想定の進行方向限定仕様。
よく見える運転席は簡単に再現。当日のあさぎり4号は御殿場線内では、最後を惜しんでか、運転士が3名も乗車していたのでそれを再現。 また、7号車の最前列のシートだけ自作して、(写真ではほとんど見えないが)そこにジャンクパーツから改造した我が一家を乗せて記念としてみた。
傑作の呼び声の高いキットではあるものの、飽きるほど見ている身からするとヘッドライト回りの形状が実物とかなり異なっており非常に気になるので、 スカートと一体になっているヘッドライト部分を一度完全に切り取り、ライトカバーの内側にフィットするように現物合わせでライトケースを自作。先頭となる7号車は ヘッドライトと列車名を点灯加工。列車名部分はキットに付属のものを二重に貼ってみたところ文字部分だけが浮かび上がるようになっていい感じ。
このRSEは前面パーツと側面パーツの境目がくっきりと分かってしまうパーツ分割なので、これも裏当て補強の上完全接着して合わせ目を修正し(ライトケース 外法もこの内寸ギリギリにし、組み付け後の補強も兼用)、再塗装。
ヘッドライト電源はピンコネクターで次位の動力車6,5号車から取るように加工。動力車もピンコネクタで電連した2M5T仕様。 付属のものを使用すると余白がどうしても気になる車番はMDプリンターのメタリックシルバーで作成して貼り付け。小田急ロゴや クーラーダクドなど、車番以外の付属シールは全てギリギリまで余白をなくして付属のものをそのまま使用。号車番号などは本当はもっと小さいが、 そこだけ作り直しても、車体にモールドされているドア開閉灯(?)がそもそもオーバーに再現されてしまっておりどの道正しい位置に貼れないのでこれも付属のものを使用。 ラストランの時には専用のマークが側面に貼られていましたが、Bトレインでは貼るスペースがないので省略。最後にクリアー保護。
屋根上と台車は実写写真を参考にウエザリング。なお、前面上部の信号管の位置がおかしいので(キットは1号車と7号車で左右対称になっているが実際は 両方とも同じ側)その部分も一度切り取り平滑化(塗装後アフターパーツを組み付け)。
ライト用自作基盤。管理人標準の、TOMIXの常点灯仕様の、今回は二灯仕様。二灯にするとスペースの制約がさらに厳しく、配線は完全な力技。
'12 4月完成
120419掲載

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