比奈駅


比奈駅
本駅舎に入っているドリームスタジオ501製のペーパーキット。後述の通り写真にある素組を完成させるだけでもかなり手強い。
ベースに壁をまず接着していく構成。改造したかったので違う方法で組みたかったが強度の関係上(少なくとも一回目の製作で)これ以外の方法で組むのが困難。 各所で寸法が合わず垂直が出ないので現物合わせ修正が必要。外観には影響ないが幾つかのパーツの 組み方が説明書を見てもどうにも分からず省略。
上の写真に薄紙を貼っていく構成。彩色版(一枚目の写真の完成写真)と無彩色版があり、今回は無彩色のものを自分で彩色しながら組み立て。 かなり面倒だがトタンの筋目を入れてから彩色するとかなりそれっぽくなる。
駅待合室掲示板側。実景撮影したものをベースに現物合わせ。
同じく窓口側。少しずつだがキットのままだと各パーツの寸法が所々おかしく微修正必要。
間口に当たる壁の寸法がすこしおかしかったのでこの部分はパーツを作り直し。タイルは実物の升目を数えて再現。右下の壁のひび割れも…
キットの穴位置に従って真鍮製で作り直した改札員用の柵は実際には少しホーム側に寄っていて少し小振りだったよう。
この写真の自動販売機は少し大き過ぎたようで後に少し小振りなものに作り直している。ベンチはキットのパーツを活用しつつ背もたれは実物の写真をもとに作り直したものに差し替え。
旧売店の板が貼り付けられた扉はささくれ立ったベニヤ板の状態も再現。キットの通り作った軒の角度は実物はもう少し浅いよう。
屋根はキットのパーツでの作製に失敗しゼロから自分で作り直し。2021年秋状態の屋根を参考に塗装。錆部分はもう少し荒れ具合を再現したかったところ。
計画性なく作っていたためこの段階でベースの枠内の地面が見えている部分のシーナリーを工作。 厚紙の表面一層のみを剥いでその段差で頑張るが、後から考えるとその部分の厚紙は完全に切り取って樹脂製ベースに貼り付けてから再現したほうが良かったか。
実物がどこまで土の地面、どこまでアスファルト/コンクリートという境目が分からないような状態で再現に苦労。
店舗入り口付近のゴチャゴチャした外壁やポスターなどの作りこみ。
トイレはキットの部品を活かしつつ屋根部分をパテ積層で立体的な形状を作り出し。その前の砂利部分は実景を参考にそれっぽく。
ゴミ箱は同じ形状の複製をする自信がなかったのでおゆまるで複製してから形状修正。
自転車置き場の屋根の再現に苦労。少し湾曲させたプラ板にスモークを塗ったものにペーパー製の枠組みを貼り付け。
以前はなかった(コンクリート基礎だけあった)ウッドデッキ(?)と店長さんが以前ここで飼っていた犬の小屋などを再現。 2021年時点で本当は更にガラクタとしか呼びようがないものが周囲に散乱している…
配電盤や雨樋なども再現。
この時点までずっと迷っていたが駅舎部分(入口屋根と待合室)だけ電飾することに(模型店側は店内の相当な作りこみと遮光が必要なので断念)。
模型店入口周辺の入れ替えヤードからの撤去品と植木鉢。
220706掲載

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