富士急行8000系


バリアフリー化対応が困難であるため比較的経年が浅い状態で2012年に運用離脱した小田急20000形を 譲り受け3両編成化改造した富士急行のフジサン特急用車両。初代フジサン特急と同じくフジサンキャラクターで覆われた車体が特徴。Bトレインでは 小田急20000形が製品化されたがその直後に実車が引退し、後期製品にはフジサン特急改造用のシールが付属していた。

富士急行8000系BANDAI B-train改造
上述の通り後期製品に付属していたフジサン特急改造用シールを活用。これがあることは改造するにはかなり 有難いのだが8両セットの大半の車両が無駄になり、また本当に改造しようと思うと大改造が必要という本来の Bトレインのコンセプトからはかけ離れた小田急からの挑戦状のような代物であった。
基本的には実車と同じく先頭車は外形形状はほぼ無改造でバリアフリー化改造された中間車は元の扉を埋めて代わりのものを新設、 特徴的な低床部分の大型窓を再現。
小田急20000形制作時のヘッドライト点灯化まではしてないが、 少し実車とイメージが違うヘッドライト周りは形状修正。大型運転窓から室内が良く見えるので運転室仕切りを再現。
側面。
反対側。基本的に製品付属のシールをキャラクターギリギリで切り取り貼り付け。両側の先頭車の大きなもののみ 塗装再現。
元のRSE20000形との比較。
先頭車はパンタグラフがシングルアームのものに変更され、パイピングも変わっているので再現。前面側面の 合わせ目は気になるので一体化。実車には当然RSE時代と同じく側面下部にルーバーがあるのだが、凸凹してしまうので省略。
中間車は実車と同じく中間車を大改造。クーラーも二階建て車両のものを移植。
2021年7月現在同編成は運休中で早期の復帰が待ち望まれる。
実車とイメージの違うヘッドライト周りを修正中。
組付け後の比較。この二枚は正確には以前小田急仕様で制作した時のものを使用。同等加工を今回実施。
特に中間車を大修正し車体色を塗った状態。
全シールを貼り終えた状態。両先頭車の屋根パーツが入れ違いになっていて間違い。
'21 7月完成
210707掲載

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