JR西日本/JR貨物
EF81交直流電気機関車


1968年に直流式のEF65をベースに量産が開始された国鉄型交直流電気機関車の決定版。 今回は標準色とトワイライト色の二種類を製作予定。

EF81BANDAI B-train改造
入手したものが(流通価格が安価な)貨物更新色であったので標準色とするために全塗装。それに合わせて側面と前面の合わせ目も修正。 その他大きな改造点はヘッドライトの常点灯化と下回りであるが、ほぼ全ての部品に手を入れている。 なお製品のプロトタイプの都合上後期型を想定。
屋根上もEF81用パンタグラフが付くように取り付け用の穴位置を移動させ、高圧線も引き直し。
前面から。パンタグラフをEF81用が付くようにしたので同じ前面のEF65とは異なる独特の雰囲気が出ている。 スカート回りも前面ディテール以外はほぼスクラッチ。
貨物仕様とトワイライト仕様では開放テコ位置やジャンパー栓の数などを変更している。トワイライト仕様も黄線がキッチリ 合わないのが気になり全塗装。こちらは実車の性格上車体面は艶有り塗装。
あまり見えないが運転室内を製作し、運転士も乗せてみた。なお調達部品の都合上撮影時点では動力台車とパンタグラフは 一両分のみ。パンタグラフはいずれ増備したい。
側面。中途半端に再現されてしまった機械室の蓋のお陰でJRマークの位置が実機と異なる。 機番はEF66と同じくジャンクプレートから一文字ずつ切り出し。
トワイライト仕様のみ(実際には貨物仕様にもあるのだが)、黄色線が途切れるのが目立つので運転室したの機械室カバーを再現。 台車側面は製作記の通り小型動力台車のものを流用。
下回り。手前が常点灯基盤を組み込んだ動力台車、奥が展示用台車。
車体側裏面。二本見えている透明上の線が導光材。
撮影時点でコキが撮影に耐えられない状態であるのでトワイライト仕様のみ編成で(ただし客車は未加工)。ヘッドマークは 付属のものの印刷が粗く、また想定年代の登場直後とは色使いが微妙に異なるので自作デカールで製作。
このような圧縮方向の撮影では通常の(既製品そのままの)Nゲージよりディテールフルではないかと自己満足。
'07年 10月完成
071010掲載

製作記  鉄道 

TK Model Factory