TOYOTA GX61 MARKU HARDTOP GRANDE '83


MARKU GRANDE '83ARII&FUJIMI 1/24改造
長らく探し続けていた14インチの扁平率の低いタイヤが漸く確保できたので(写真右)、スポーク部分を完全にくり抜いてその部分を完全自作。
後ろ側の実車のカタログのものと比べるとかなり形状が違うのだが(一輪だけなら相当気合を入れればより忠実な形状に 出来なくもないとは思うが…)、遠目に側面方向から見ればそれっぽくは見えるだろうと期待。
ホイールを塗装後、中心部分の実車ではメッキのセンター部分はミラーフィニッシュを利用して簡易再現。これも実物と見比べるとかなり いい加減な形状だが、何もしないよりは…。
進捗率95%121028掲載

コンソールの長さを修正して完成した内装部品を接着。シートベルトも簡易的に再現。
別の角度から。
車体内側にドアパネルと前席用シートベルトを組み付け。バックミラーは実物と形状が違ったので多少なりとも実物に 近い形状に修正。
進捗率85%111005掲載

内装の基本塗装を終えた状態。
ドアパネル。101004の通り厳密にはドアノブの位置を含めた形状が少し違うのであくまで雰囲気重視で。メッキ部分はメタルック を使用。
シート。どうにも質感が出せないのでスミ入れで誤魔化す。
インパネ。メーター類は自作シールで再現。実物とは若干寸法が違うところもあり一部雰囲気重視。写真撮影後に再現予定の オートマチック車はサイドブレーキがないため、コンソールが長いことが判明。要修正。
インパネ主要部分アップ。
進捗率80%110820掲載

概形がほぼ出来たフロントシート。実際にはもっと凹凸が大きいのだがパーツの内側までの裏打ちをしておらず、 再現困難なのでこの程度に。
インパネ〜ダッシュボードはアリイのものは当然マイナーチェンジ前のものなので形状が大きく異なり(マイナーチェンジ前のものともどうも違う…)、 フジミのものはGX61「っぽい」ものの、車体幅が広いボディに合わせてあり寸法が違う。さらにグランデツインカム24のものを再現しているので 特にメーター回りの形状が製作しているただのグランデのものと違う。そのため両キットのパーツを流用しつつ細部を「らしく」修正。 あくまで「らしく」であり、細かく見ると各パーツの寸法割合が少々おかしい。コンソール部分はアリイの流用だが、シフトノブの位置がおかしいので少し後ろに修正。
ドアパネルパーツも同じようにアリイ製のものは全体の形は合っているものの、デザインが(GX60とも?)どうも違う。 フジミのものはそれよりも多少61っぽいものの、サイズが違うという致命傷がある上、似ているだけで結構違う。 殆ど見えない部分ではあるが、ここまで違うと…ということでアリイのものをパテで裏打ちしてドアノブパーツのみ残して突起物を全て削り取り。
進捗率70%101004掲載

ウインドゥにクリアーオレンジとスモークを混ぜたものを吹いてみるが、埃を巻き込んでしまい失敗。
失敗の原因を『@一体パーツなので失敗した時にリカバーするのが困難→分割Aエアブラシ洗浄が不十分→念入りに洗浄』と 判断し再挑戦。若干埃が入ってしまったが前回よりは遥かにマシということで、さらにクリアーを吹き付け。
完成したアッパーボディ全景。
フロントアップ。グリルの格子は実際には両脇が銀メッキで中央が艶消し黒なので少し印象が違うが、それを1/24で再現するのは 至難の技なのでこの状態に。モール類をミラーフィニッシュかメタルックで表現したため、塗装再現のフェンダーミラーの 質感が少々劣るのが残念なところか。また、実車はヘッドライト奥の形状(凹んだ楕円球状)がガラス越しに窺い知れるのだが、 その雰囲気の再現が出来ないので、そこも少々印象が違う。
リア側。
リアコンビネーションランプ周りははアリイのものはマイナーチェンジ前であり、フジミのものも形状が違うので大改造。 問題のコンビネーションランプはアリイのものを核として裏側に筋彫りをした透明プラバンで概形を作り、隙間を瞬間接着剤で埋め 削りだして作製。
フジミのものとのフロント回り比較。フジミのものは車体の厚みと幅が違うので印象が全く違う。
リア側比較。製作した方もアリイの寸法に引きずられた箇所もあるので実車と違うとこともあるが、かなり改善。
側面から。フジミのものの車体の厚みの薄さがよく分かる。
進捗率60%100712掲載

MARKU GRANDE '83ARII&FUJIMI 1/24改造
前回の状態からさらにリア側を修正してホワイトで塗装の上クリアーで研ぎ出し。塗り終わってから実車の写真と比較すると、 実車のスーパーホワイトはもう少しクリームっぽい色調だったよう。
前回はテールライト周りは前期型のまま大きく弄っていなかったが、その後写真と見比べるとナンバープレート回りの処理が 違うことに気が付いてしまい(その時点で下塗り実施をしていたのだが…)、それっぽく修正。
進捗率40%100616掲載

パテ盛った削った一回目。
パテ盛った削った二回目。
同リア側。
パテ盛った削った三回目終了後微修正のあとサーフェイサー吹きをして状態確認。
同フロント側アップ。
同リア側。
内装の加工も開始するが、当初予想を遥かに凌ぐ手強さであることが判明。先ず実車ではホイルハウスインナーのすぐ裏に後席 シートが来るが、模型ではシャシーと内装が別パーツであり、その厚みと組みやすさからホイールハウス形状が完全にシート側に出てしまって いるのでパテを間に挟んで両パーツを接着後大々的に形状修正。またモータライズキットの名残で車体左側のホイールハウス自体も 位置が内側に寄っていて、そちら側のシートはさらに盛った削った作業が発生。
前後席ともそもそもシートの形状自体が異なっているので、シートの形状モールドを埋め、写真を参考にパテで整形し 凡その形が出た状態で一度サーフェイサー吹き。
進捗率25%100518掲載

フジミのものはどう考えても車体の基本形状がおかしい(明らかに上下に圧縮されてしまっており、共通シャシーなのかホイールベースも少し違う)ので、 ベースをARIIのものにして、フジミのパーツを必要なところだけ利用するという方向に決定。ただ、前後のバンパーの最下部はシャシーとの勘合ツメが あり、この部分まで切り取ってしまうと組立時の強度が保てないのでこの部分は切り取らないように丁寧に切断。フジミの車両のほうが車体幅があるため、 各パーツを切り刻んで様子をみる。
進捗率5%100405掲載

教習車を除けば最初に運転した車。61後期型のイーグルマスクを作成予定。プレミアがついてしまっていたキットをとうとうオークションで落札。
落札はしたものの、噂に違わず要修正箇所が多々散見される難物キット。
最も手がかかりそうなのがリア形状。写真は車両カタログから。
何故かトランク面がスラントしており、リアコンビネーションランプの縦幅がかなり狭くなっている。奥は入手価格が 1/5以下のARIIの61前期型だが、こちらのほうが遥かに形状が実物に近い。
上記写真を横から比較。車両サイドのプレスラインなどもARII製の方が正しいものの、前期型のためボンネットのプレスラインやバンパー 形状が全く異なっており、どちらをベースにしても大工事が予想される。
進捗率0%060611掲載

GX61 マークU 自動車

TK Model Factory