岡山電気軌道9200形


岡山電気軌道はかつての廃止路線を含めても全長6qに満たない、岡山駅前から伸びている全国でも最小規模の路面電車の鉄道。 その岡山電気軌道が2002年に導入した低床式車両。桃太郎から名付けたMOMOという愛称がありローレル賞、グッドデザイン賞、日本鉄道賞をトリプル受賞。 2006年発売の路面電車パート3の目玉として発売され、実車は連接車にも拘わらず一車体として再現されているある意味凄い意欲作。

9200形BANDAI B-train改造
上述の通り実車は二車体の連接車なのだが、Bトレインとしてのコンセプトのある一定程度の車体としての辻褄を 合わせたまま一車体としてデザインした意欲作。この処理は後にも先にも本系列のみ。
この路面電車シリーズは車両が小型というのもあり後の新幹線シリーズと同じく内部ブロックに前面・側面パーツをはめる構造であり、 素組をすると車内がブロックで埋まるうえこの9200形は大型前面窓のためにダボ穴が非常に目立ってしまう。
作例ではダボや爪そ全て削り取り車体を接着、床下を自作してみた。パンタグラフはこのために購入した 鉄道コレクションの富山ライトレールのもの。
側面から。低床車に相応しい床高さに調整。
前面及び側面パーツのダボや爪撤去前後。実車と少し違うライトケース周りの塗分けもこの後修正。
現物合わせで作った床下。受ける部分がなくなってしまったので車体側両端につっかえを作り、両端で支える構造。 車輪は鉄道コレクションの路面電車用プラ車輪を流用。
'23 1月完成
230205掲載

鉄道 

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