能勢電鉄1500系


阪急電鉄の新系列標準車として1960年から登場したのが2000系で、その宝塚線用の低速型が2100系。 その譲渡車で1983年から冷房化、方向表示幕などの改造の上能勢電鉄の1500系として使用される。入線当時は 能勢電鉄としては冷房付きの新形式車ということでマールンにクリーム帯の塗装が施され、後に1700系と 同様のオレンジとクリームの塗色となる。2003年以降は阪急との整備も含めた運営一体化により 阪急と全く同じマールン一色となっている。今回はリバイバル塗装色として一編成が復活したのを 記念して発売されたものをほぼ素組み。

1500系BANDAI B-train
実質は阪急5300系などの色変え品で一部能勢電鉄1500系と異なるところも存在するが、 恐らく『能勢電鉄の車両』として発売された史上初の一般流通製品でないかと思われる画期的製品。
1500系と合わせてオレンジ/クリーム塗色の1700系も発売されたが、個人的にはこちらの塗色は余り好きでなかったので購入見送り。
ほぼ素組みであるが、クーラー横ルーバーは他の阪急系車両と同様デカールでルーバーを再現。。
説明書にも書かれているが1500系の台車はFS345でなくFS333という形式。大改造すればかなり似せることも不可能ではないが、今回は 両端を丸く削り外形だけそれっぽくすることに留めている。
先頭車前面は阪急5300系の型の流用と思わる。能勢電鉄1500系は入線時に表示幕取り付け工事を行っており、この際に大型ものもが設置 されたのでそれを再現。行き先表示は自作デカールで再現したが少々文字が潰れてしまった。
連結器回りも阪急系の他の車両と同様の加工を実施。
'08年 8月完成
080817掲載

鉄道 

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