瑞穂駅


JR北海道の宗谷本線の無人駅。国鉄時代の1956年に仮乗車場として新設されJR北海道に民営化されたタイミングで駅に昇格。 かつては北海道に大量にあった典型的仮乗降場形式で2025年現在も残る数少ない駅。 乗降客は非常に少なく、約半数の普通列車も通過。 プラットホームは車両一両分の長さすらなく、下り列車は単行運転時でもすぐ南にある踏切を閉めたまま停車。 並行して作られた国道沿いにあるが駅周囲には集落はなく畑が広がっている。管理人初の雪景色製作。

瑞穂駅
ダイソー製ケース(幅狭)に合わせて製作。TOMIXの280mm+33oレールを使用し、駅ホームなどはBトレインサイズに短縮。 レイアウト全体もケースに収まるようにアレンジ。
基本レール以外の全ての構造物は自作。管理人が(残念ながら列車でではないが)何度か訪問した冬の積雪状態を再現。
前記の通り今となっては数少ない現役仮乗車場由来の木貼りホームと地元有志が立てたらしい待合所のみの非常に簡易的な構造。
ホーム長さは短縮しているが凡その関連設備は再現。Bトレインサイズに短縮した関係で停車位置表示板の位置が実物と相違。
ホームは積雪後数名の乗降客があり一部雪が除かれ、崩れた状態を再現。
道床付き線路との高さ合わせやおおよその地形づくりをスチレンボードでしたあと紙粘土で表面を整えた上にスノーサンドを散布固定。
駅すぐ南側の道路の表現を悩んだがこちらは除雪された状態に。駅と待合室の間は実際にはもう少し広いがスペースの関係上アレンジ。
既に引退のキハ40(車番的には函館運輸所所属機だが)入線状態。MSE製基盤キットをベースに信号機や遮断機自体は完全自作。
このような感じで下り列車は踏切にはみ出して停車。
実際の待合室隣には数年前まで駐輪所があった。
踏切とホーム用の電灯も点灯化加工。なお実物も待合室内には電灯はない。
入線した上りキハ54。
後ろ側から。
裏側。MSE製基盤は外部から12V取り込み。写っているスピーカーは仮で、ケース裏に収まらないため後日小型のものを付ける予定。 照明はボタン電池で別電源。共にケース手前に点灯スイッチ設置。
'24年 10月完成
251011掲載

鉄道 

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