名古屋鉄道モ510形/520形


後に名古屋鉄道と合併する美濃電気軌道が1926年に導入した車両。 程なく美濃町線に転属し後に揖斐線などでも活躍。、数両は揖斐線が廃止される2005年まで長きに渡って現役であった。 実車は見たことはないが、後述のBトレインショーティーのすべて2に黒野駅のペーパークラフトが付属していたので その展示用に後に購入。

名古屋鉄道モ510形BANDAI B-train改造
発売年の2005年はBトレインの私鉄はまだ発売が始まったばかりの手探りの時期。 大手私鉄である名古屋鉄道は当時に主力形式でなく、同年に廃止の揖斐線と共に引退が決まっていた本形式を選んだよう。
三種類の形態の発売がなされてようで、限定発売の引退時急行塗装と一般販売のスカーレット塗装(一両はモ520)を製作。
車体は大きな改造はしていないがヘッドライトが前面パーツ側についていることによる隙間は埋め屋根を再塗装。
パンタグラフはこの時期の車両に多い一本シューで台枠が狭い、既製品が存在しないため既製品を核に大改造。
実際には幅はかなり狭いが共通シャシーのため幅広になっている。
正面の切り込みの塗り分けは大きくずれていたためその部分は再塗装で修正。
スカーレット塗装。
奥側は1964年頃に半鋼製化されたものの車体自体は1923年製でモ510より古いモ520。
加工内容は同一。改造が余りにも大変なため、パンタグラフは急行色から移植して撮影。
モ520は車体裾の処理も少し違っている。
先述のBトレインショーティーのすべて2付属のペーパークラフトの黒野駅と。ペーパークラフトはスチレンボードで 骨組みして精度が出るように制作。
黒野駅は元々は谷汲線と揖斐線の分枝駅であったが、2001年に共に本駅より先が廃止され、最後の数年は終端駅となっていたようで、 このペーパークラフトはその少し前の時期の設定のよう。
なお、本駅は現在は整備され黒野駅レールパークとしてほぼ原形を保ったまま保存されているよう。
'22 7月完成
207016掲載

鉄道 

TK Model Factory