JR西日本 キハ58系


1961年から製造された急行用気動車の最多系列で様々な仕様が存在。本来は急行用であるが急行運用の減少により次第に 普通運用が増える。JR化以降は塗装変更されたものや改造されたものも多い。塗装バラエティが多いこともあり、シリーズ初期に何度も発売 された系列。今回は無駄な車両が出ないキハ58とキハ28の2両セットをベースにしているが、それなりに拘ろうとした場合致命的なものも含め かなり多くの問題がある系列(セット)2011年3月11日に廃止された時点で同系列最後の定期運用であり、また波動用含め最後の 国鉄急行色であったJR西日本キハ28 2360とキハ58 477の最末期の編成を再現。

キハ58系改造BANDAI B-train
上記の通りかなり問題が多く、特定編成に拘れなくとも@塗色がどう考えても国鉄急行色でなく国鉄特急色に近い。A妻面パーツ側面に 赤色帯が入っていないB暖地向け/寒地向け、冷房/非冷房の組み合わせで全4種の前面が【一枚ずつ】付いており、(当然編成内は同仕向けなので) 前面が足りない、などが大問題。@は諦め、ABは修正。
屋根上も幾つかの仕様違いのものが付属しているが、今回製作の編成は付属のプロトタイプと比べてベンチレーターが一部撤去されていたり、 キハ58後部のタンク形状が違うなどの違いがあるためそれを修正。なお、実車はクーラー形状も二種あるなどより細かな修正が必要だが、 「Bトレイン」ということを都合よく解釈。
前面も前出の通りそもそも暖地向け冷房用が一枚しか付属していないためどの道多少の修正が必要だが、制作の編成は改造などにより 多少のレイアウトが変更されており、またジャンパー栓類も立体的に再現することでリアリティが増すのでそれなりにスクラッチ。キハ58に関しては 連結幌の他自作スカートも追加。実際には手摺位置の若干の違いなどもあるのだが、そこらには目を瞑る。
別の角度から。Nゲージ製品でも再現されていないが、キハ28 2360は連結扉右下の手摺の有無の違いがあるので、その部分は 削り取って再塗装。
細かいことだが、製品では何故か運転席側面窓回りの赤帯の色の周りが不十分なので、そこらも簡易的にリタッチ。/td>
全景。キハ58側。
同じくキハ28側。
'15 06月完成
150629

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