京津三条駅


2012年に60形びわこ号のBトレインと同時に京阪電鉄から発売されたDDFのぷちらまシリーズのミニセクションレイアウトを改造したもの。元々の 製品は1960年頃の京津三条駅を巧みに切り取っているが無理やり定型サイズに詰め込んだ無理があり、何より量産品の品質が目も当てられない ため主要部分以外はかなり作り直してみた。

京津三条駅
同時発売(というかそれ用のセクションである)60形と。ポール側は立てられる構造にしていなかったのでパンタグラフ走行で本線からの連絡線を走行している シーンか。
製品では手前側に8番線のホーム側壁が再現されていたがその歪みが酷く、ホーム幅も極狭過ぎ、各修正の邪魔だったので思い切って切除。 入手可能な当時の写真解析では末期とホーム端のフェンス形状が異なり6,7番線(中央)にはなかったように見受けられるので5番線(奥)側のみ真鍮線で作り直し。
手前の車止めコンクリート上の手摺は以前ブログヘタ朗さんに制作頂いたレーザーカット手摺を加工して取り付け。階段手摺は真鍮線。
ホーム屋根上看板は明らかに下側に付き過ぎていたので整形、ウエザリングなどをし直して設置位置を変更。本当はあと気持ち上なのだがケースに収まる ギリギリの位置に。車止めの他ホームの小物も全てオーバースケールであったので作り直し。
本線側から。ホーム柱は白色塗装っぽかったので塗装変更。
かつての定番アングル、浜大津側から。ホームは土台と段差があるが同一色であっさりし過ぎていたので塗り分け。 ただし後で気づいたがそもそもこのホームはメーカーが晩年の写真を参考に設計したと思われ、当時はそれより一段低い路面電停高さのホーム(段差 不要)が正しそう。
ここからは加工前の製品の入手状態。上記の通り奥の8番線にホーム壁がある。…が個体差か不明だが修正不能な歪みが。
そのホーム端には信号機もあったのだが、これは車両と完全に接触する位置。
元々の看板位置。
小物がかなりオーバースケールで取り付け精度が精度が…。
'15 08月完成
150829掲載

鉄道 

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