京阪電気鉄道が京阪本線と京津線の直通を目的として1934年に製造した、日本初の連接構造の車両。当時の流行を反映した流線型車体で、 京阪本線と京津線の架線構造の違いから、パンタグラフとホールを供えた特異な形態。当初は本来の目的通り直通特急びわこ号として運行。 何度かの改装などを経て晩年は主に大津線に運行。全3編成のうち63号が紆余曲折の末1980年からひらかたパークで静態保存されていたが、 2010年に、京阪と寝屋川市により「びわこ号復活プロジェクト」が発表され動態復活を目指しているとのこと。キットは新造時と晩年の二種セット なのでその設定のまま作製。 |