京阪電気鉄道60形


京阪電気鉄道が京阪本線と京津線の直通を目的として1934年に製造した、日本初の連接構造の車両。当時の流行を反映した流線型車体で、 京阪本線と京津線の架線構造の違いから、パンタグラフとホールを供えた特異な形態。当初は本来の目的通り直通特急びわこ号として運行。 何度かの改装などを経て晩年は主に大津線に運行。全3編成のうち63号が紆余曲折の末1980年からひらかたパークで静態保存されていたが、 2010年に、京阪と寝屋川市により「びわこ号復活プロジェクト」が発表され動態復活を目指しているとのこと。キットは新造時と晩年の二種セット なのでその設定のまま作製。

600形BANDAI Bトレイン改造
キットは上記の通り新造時と晩年時のセットだが、晩年はポールが片側だけになったにもかかわらず屋根上は共通パーツだったためその部分 を修正。またキットの新造時のものは色合いが黄色過ぎて違和感があったので再塗装している。
全3編成の車両は形体には違いがなかったようなので、車番は新造時を61、最終時を63にしてみた。車番は両方とも自作デカールで再現。
正面から。ポールのワイヤーも再現したが、後から確認したら張り方が少しおかしかったようなので写真撮影後に修正。
新造時と晩年で排障器(救助器)形状も変更されており、キットもその違いが再現され網目部分の形状は合っているものの、Bトレイン化の 制約のせいか取り付け位置がどうも違うようなのでそれを修正。流石に中を刳りぬく、あるいは網目を自作、という勇気はなかったので網目部分は薄くして再利用。
屋根上。前述の通り晩年はポールが片側になっているのでそれを修正。
新造時側面。
晩年側面。
二編成のすれ違い。
'13 09月完成
130916掲載

鉄道 

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