伊豆箱根鉄道1100型


1989年から伊豆箱根鉄道の親会社である西武鉄道より譲渡された元西武鉄道701系。4両編成を3両編成に組み替えたため主に電動車奇数車の機器を 制御車奇数車へ移設している。製品はほぼ同形の西武鉄道の101系の塗り替え品であるため、元701系である同車とは細かい違いがあるので、主な違いを 修正している。

1100型BANDAI B-train改造
格安で購入したため、初の全く同形状の編成を二編成作成。実車の西武101系との主な相違点は@雨どい高さが低いA車体裾も若干短いB貫通路が広い C運転席正面の通風口がない(旧101系もリフレッシュ後はない)などがあるが、Aは殆ど分からず、Bは(手元に資料もないし)修正が大規模になる上完成後は 殆ど分からないので@Cを主に実施。再塗装が避けられないため屋根上のパーツの合わせ目修正も実施。
上記修正点の集中する先頭車の製品の素組みの状態。「Bトレインショーティのすべて」で一番目立つ@が指摘されているにもかかわらず、 実車がマイナーなのでそもそも余りちゃんと組まれている方が少ないのと、再塗装が避けられないのとが原因とは思うがこれを修正したものは 余り見かけない。
修正後の先頭車。分かりにくいがCが運転席窓奥側の上部にある四角い出っ張り。その部分を削り取って再塗装を実施。腰下ステンレス板の側面との 継ぎ目も気になったが、現状に勝る色表現ができる材料が手元になかったのでそのまま。良い材料が見つかればいずれ修正したい。
先頭車横並び。
少し上面から。屋根上の合わせ目の修正が少しいい加減だったので若干繋ぎ目が分かってしまうが、何もしないよりはかなり良い。
中間車屋根上。実車は側面も含め、もう少し綺麗なのだが地方私鉄というイメージで少しオーバー気味にウエザリング。なお社紋や車番は自作したものを 使用。
'11 6月完成
110622掲載

鉄道 

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