帝國海軍航空母艦 赤城(1941年 真珠湾攻撃時)


赤城HASEGWA 1/700改造
名キットとの声が高いHASEGAWA製がベース。ただ古い製品のため現在の型と比べると全体的に大作りな感は否めず。
飛行甲板はモールドを全て削り取り、カッターで木甲板を再現。瑞鶴での反省を踏まえ、継ぎ目も筋彫り・塗装で再現。
微妙に形の異なる飛行甲板両脇の機銃甲板もエッジの先鋭化を兼ねて全て作り直し。
艦首前方から。
着艦する艦載機の視点から。
艦首部。そもそも赤城は航空母艦に改装され、当初の巡洋戦艦のときよりも艦首部が上がっており、喫水線が船体のそれと平行ではなく、 (そのためかは知れないが)艦首部も反っていたので、プラ板などで喫水線下部分を追加。甲板上は格納庫側面の手すりなど追加。
煙突回り。製品とよく見比べなければ分からないが、煙突前部の船体側面のディテールは全面的に作り直し。 煙突自体は製品のパーツをベースに根元を追加。
艦橋右側。分かりにくいが、製品では煙突が側舷から生えていたのを、実際と同じように側舷を刳り貫き、艦中央部から出てくるように加工。
右舷艦橋部後方から。
艦尾部。四本の大きな支柱は後にエッチングパーツを入手するが、既に組んでしまっていたため、プラ板から自作のもののまま。クレーンのみ エッチングパーツに換装('05 11月)。目立たないが飛行甲板裏も出来うる限り再現格納庫後部のシャッター部は作り直し。
艦橋部アップ。制動索などは伸ばしランナーで再現。方位ループはエッチングパーツに換装('05 11月)。一部張り線のみ追加加工時に 手が触れ破損してしまったため0.08ミリ釣り糸に置換え。
写真では全く見えないが、下がっている前部エレベーターでは見える範囲の格納庫甲板も再現。側舷形状もかなり改修。
艦橋前部の資材置き場なども再現。その直上の甲板はは実艦通り側舷に入り組んでいる形状に加工。
本当は艦橋後部の広角砲後部の側舷も中に奥まっているのだが、その部分は格納庫甲板を再現していないので断念。
作り直しの機銃甲板。初期の航空母艦の特徴の三角板形状のステーも棒状に変更。機銃は本体はWLのリニューアルパーツを 使用し、銃身はエッチング製手すりを加工して使用。
'00 8月完成
'02 2月完成(張り線)
051211掲載

艦船 

TK Model Factory